The 7th Kyoto University Symposium

更新日:2014/01/12

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The 7th Kyoto University International Symposium, 2005
Coexistence with Nature in a ‘Glocalizing’ World -Field Science Perspectives-


2005年11月23日(水)、24(木)の2日間、タイ・バンコクのナイラートパークホテルにおいて第7回京都大学国際シンポジウムを開催しました。

京都大学国際シンポジウムは、京都大学の学術研究を世界に向けて発信することを目的に平成12年度から開催されてきたものです。第7回にあたる今回は、本学が誇る学術領域のひとつであるフィールド・サイエンスを柱とし、地球・地域・人間の共生に焦点を当てたシンポジウムとしました。

開催にあたっては、タイのNRCT (National Research Council Thailand) の協賛、チュラロンコーン大学、タマサート大学、カセサート大学の協力を得ました。本学からは尾池和夫総長、横山俊夫国際交流機構長が出席し、またタイからはNRCT のアーノン事務局長、タマサート大学のスラポン学長、カセサート大学のウィロチ学長の参加を得て、祝辞をいただきました。

シンポジウムでは、本学からの12名の講演者を含む21の講演と、本学の大学院生・学振特別研究員14名の発表者を含む16件のポスター発表が行われました。2004年12月に発生したスマトラ沖地震とそれに伴う未曾有の津波被害も含めて、災害、医療・健康・安全、生態・環境、農林業など、アジア・アフリカの直面する今日的課題について、充実した研究発表と活発な討論が行われました。日本やタイからの多数の参加者に加え、インドネシア、ラオス、スリランカ、ミャンマー等からの参加者もあり、合計222名に参加していただきました。

本シンポジウムにおいて、本学における高いレベルの地域研究の実力をアピールするとともに、地域研究を目指す若手研究者や大学院生の国際的な交流が生まれました。今後の研究交流がますます発展することを確信することができました。

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